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ピザといえば、チーズを楽しむイタリアの料理といったイメージがあるかもしれません。
では、ナポリピザとアメリカンピザの違いをご存知ですか。
そもそも、ピザにナポリやアメリカンなどの種類があるとは知らなかったという方が多いかもしれません。
ここでは、ナポリピザとアメリカンピザの違いをご紹介します。
■ナポリピザとアメリカンピザは何が違う?
アメリカンピザは、大きめのピザ生地にたっぷりのチーズと、さまざまな具をトッピングし、みんなでシェアしながら食べるのが主流です。
これに対して、ピザ発祥の地であるイタリアのナポリのピザは、具のトッピングはあまりせず、生地の食感を楽しむ感覚です。
マルゲリータのように、バジルソースとチーズ、トマトくらしいしか乗らないピザがナポリピザの特徴になります。
■日本人に馴染みが深いアメリカンピザ
日本では、ピザといえば、ピザ生地にチーズが乗って、いろいろなトッピングがされたものというイメージがあるのではないでしょうか。
これは、どちらかといえば、アメリカンピザにルーツを持ちます。
ハムやベーコン、オニオンやコーン、ツナやオリーブなど、さまざまなトッピングをたっぷり乗せ、チーズと交じり合ったおいしさを楽しみます。
アメリカではサンドイッチの具もいろいろ挟みますし、ハンバーガーも具材をたっぷり挟んで分厚いです。
アメリカにピザが伝わったのは、アメリカに来たイタリア人からと言われていますが、食文化として、シンプルに生地とチーズを楽しむより、たっぷり具材が好まれたのかもしれません。
一方、イタリアではパスタやマカロニ、フォカッチャなど小麦粉を使った、モチモチの料理が好まれます。
日本ではピザはチーズを楽しむ料理に思われていますが、イタリアでは生地を楽しむ料理なのです。
■食べ方も違う
ナポリピザは具材がシンプルなので、つまらないとか、飽きそうなどと思っていませんか。
みんなで食べるには、トッピングがたっぷりで、味のバリエーションが欲しいと思われるかもしれません。
ですが、本場のナポリピザは1人1枚が原則です。
食べきりサイズのピザを、フォークとナイフで切り分けて食べます。
イタリアの方にとっては、アメリカンピザのように大きなピザを切り分けてシェアし、手で掴んで食べるのは考えにくい食べ方なのです。
■まとめ
ナポリピザは生地を楽しむ料理で、チーズとシンプルな具材で作られます。
小ぶりなピザを1人1枚、フォークとナイフでいただきます。
これに対してアメリカンピザは、大きくてトッピングもさまざま乗せられ、みんなでシェアして食べるのが主流です。
令和2年度第3次補正 事業再構築補助金により作成