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ピザのサイズを表す時に使われる単位として、インチというものがあります。
ではどうしてcmではなく、日本には馴染みの薄いインチが使われているのでしょうか。
その理由やきっかけについて解説していきましょう。
■サイズの単位インチとは?
ちなみに、インチというと日本ではピザのほかにも単位として使われているものがあります。
それは、テレビや車などのタイヤのサイズです。
インチとは、ヤード・ポンド法の長さの単位であり、国際インチにおける1インチは正確にいうと25.4 mmと定められているのです。
日本では、長さを表す際にmmやcm、m、kmなどを使います。
実は、これは世界各国で長さを表す単位は異なり、アメリカでは、inch(インチ)、foot(フット)/feet(フィート)、yard(ヤード)、mile(マイル)と表現します。
■なぜピザがインチで表現されるのか
ピザは発祥がイタリア、それがアメリカへ伝えられて、さらに日本へ伝わってきました。
インチと表現されるのは宅配ピザのケースですが、宅配ピザはもともとアメリカの宅配ピザチェーン店であるドミノピザが参入してきたのが初めです。
そのため、ピザのサイズはcmで表すのではなく、アメリカで使用されている単位・インチで表すことから、日本でもピザがインチという大きさで表現されるようになったと考えられています。
■ピザの大きさ・インチをcmで表すと?
ちなみに、いまいち1インチはおよそ2.54cmと言われても、なかなかcmに直すと面倒でわかりにくいことでしょう。
では、一般的にピザにある大きさがどのくらいの大きさなのかわかりやすく見ていきましょう。
・8インチ:およそ20cm
・10インチ:およそ25cm (Mサイズ)
・12インチ:およそ30cm~35cm (Lサイズ)
・14インチ:およそ35~36cm
・16インチ:およそ40~43cm
このように、基本的にピザは2インチごとに大きさが変わっていきます。
ちなみに、8インチはおよそ1人前、10インチでおよそ2、3人前、12インチでおよそ3、4人前、14インチでおよそ4、5人前として表現できます。
しかし日本で販売されている宅配ピザチェーン店では、各店舗でMサイズやLサイズなどサイズが決まっているものの、サイズがそれぞれ数センチ単位で異なっているのです。
■まとめ
日本におけるピザの単位は、海外から伝わってきたことでアメリカで使われているインチでサイズを表現するようになったということがわかりました。
2、3人食べる時は10インチがおすすめですし、4人くらいで食べるなら14インチがおすすめです。
ピザを食べる時に、インチで書いてあるお店があれば、ぜひ参考にされてみると良いでしょう。
令和2年度第3次補正 事業再構築補助金により作成