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ピザにはトマトを使うことが定番です。
トマトそのものをピザ生地に乗せているメニューもありますし、トマトを煮込んでケチャップ風やピューレにして使用することも多いです。
さまざまな品種がありますが、ピザ用におすすめの種類はなんでしょうか。
ここでは、ピザによく使われるトマトの種類と特徴を紹介します。
■レッドチェリー
プチトマトの一種です。
小粒で高級スイーツのような甘さです。
可愛いさくらんぼのように見えるので、レッドチェリーと呼ばれています。
小さくてもとてもジューシーで、噛むと果汁が溢れ出ます。
糖分が高くて煮込んで使うのにも最適なので、ピザのソースにもよく使われる品種です。
濃い甘みのトマトソースは、モッツァレラチーズとの相性も抜群です。
小さなトマトを半分にカットして、ピザ生地にそのまま乗せて出されるメニューもあるでしょう。
■フィオレンティーノ
大きなサイズでかぼちゃのようなトマトです。
ゴツゴツとした突起の房が付いていて、一見トマトには見えません。
けれども、イタリアのトスカーナ地方発祥の歴史あるトマトです。
半分にカットするときれいなシルエットで、フレッシュな味わいが特徴です。
ほのかな酸っぱさがあり、ピザソースにもおすすめの品種と言えます。
カット口がきれいなので、スライスにしてピザ生地に並べる調理法もあります。
■サンマルツァーノ
ピザソースに使われる率が高いトマトです。
サンマルツァーノはイタリア生まれで、ヴェスヴィオ火山の芳醇な火山灰を使用して作られています。
実が細く尖っており、唐辛子のようにも見える外観です。
種がほとんどなくて、生よりも加熱するほうが甘みが増します。
独特の甘酸っぱさはトマトピューレやソースにも最適で、味わい深いコクのあるトマトです。
パンチのあるトマトソースができるので、インパクトのあるピザに仕上がります。
味付けをシンプルに塩胡椒だけでもおいしいです。
玉ねぎとの相性も良いでしょう。
■ローマ
新しく品種改良できたイタリアントマトです。
今までのイタリアントマトをもっと料理に使いやすく改良されました。
丸みのある外観で、一見ピーマンや茄子の形に似ています。
サンマルツァーノと同様にこってりした味わいで、水っぽくなく濃厚です。
加熱すると、甘さが増してとてもおいしいです。
ピザにおいても、トマトピューレ用に使用されることが多くなっています。
チキンピザでもシーフードでも、どんな具材とも合います。
■まとめ
このようにトマトは、見た目も味わいも多種多様です。
具材や味付けによって、ベストなトマトを探すことでよりいっそうおいしいピザになることでしょう。
華やかで美しいピザに仕上げたい時には、きれいなデザインのトマトを生地に並べて使う手もありです。
令和2年度第3次補正 事業再構築補助金により作成