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ピザは生地の作り方をはじめ、うまく焼き上げるのがポイントです。
チーズがとろけ、具材に火が通り、軽くおいしそうな焦げ目が付き、生地の耳や底が焦げたりしないベストな状態に焼き上げなくてはなりません。
ピザの焼き時間と温度のポイントについて見ていきましょう。
■ピザの種類によって異なる
ピザの焼き時間や温度は、ピザの種類によっても異なります。
ピザの種類には生地をベースに、ナポリピザ、ローマピザ、アメリカンピザの大きく3種類に分けられます。
それぞれの焼き時間や温度の特徴を確認していきましょう。
■ナポリピザ
ナポリピザは酵母で発酵させて生地が作られ、やや厚みがあり、耳があるのが特徴です。
表面はパリッと中はもっちり食感が楽しめます。
そのためには、高温で短時間で焼くことが必要です。
ピザ専門店では、専用のピザ窯を使い、400~500℃の高温で1~1分半焼きます。
家庭のオーブンでナポリ風のピザを焼き上げるのはなかなか難しいです。
というのは、オーブンは最大でも300℃程度までしか上がりません。
よくある一般的な家庭向けのオーブンでは、250℃ぐらいが限界です。
ナポリピザの代表格であるマルゲリータを自宅で焼いて食べるのと、専門店で石窯で焼いたものを食べるのでは、食感や味わいが異なるのはこのためです。
パリッ、もちっの食感を楽しむには、基本的には超高温で短時間が目安になります。
■ローマピザ
ローマピザは生地を薄く伸ばし、パリパリ、サクサクに焼き上げるクリスピータイプと呼ばれる生地です。
薄い生地を焼き上げるには、高温すぎると焦げてしまいます。
そのため、ピザ窯の温度は250℃程度にします。
そのうえで、2分ほど焼くと、サクサクの食感が楽しめるクリスピー生地に焼き上げることが可能です。
■アメリカンピザ
アメリカンピザは、もちふわの厚みのあるパン生地が主流です。
ナポリピザなどイタリアのピザは具材はシンプルですが、アメリカンピザは具材もたっぷり乗せて焼くので、具材に火を通すことも必要になります。
アメリカでは専用のピザ窯を使わず、オーブンで焼き上げるのが一般的です。
オーブンの温度は、ピザの大きさや具材の内容により、200~250℃程度に設定し、15分~20分ほどじっくり焼いて、ピザの具材にもしっかり火を通します。
■まとめ
ピザの焼き時間や温度は、ピザ生地の種類や具材によって異なります。
ナポリピザは高温で短時間、ローマピザは中温で短時間、アメリカンピザは中温でじっくり焼くのが基本です。
令和2年度第3次補正 事業再構築補助金により作成