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日本でも子どもから大人まで人気の高いイタリアン料理の代表格といえばピザです。
日本の食事としても馴染み深いものとなりましたが、日本で初めてピザが誕生したのはいつ頃、どこで生まれたのでしょうか。
■日本で初めて提供されたピザのお店は?
日本で初めてピザが提供されたお店というと、つい40年くらい前のことではないかと感じられる方もいらっしゃるかもしれません。
実はピザはそれよりも前で、70年近く前にはすでにお店で提供されていました。
それは1954年に創業されたピザハウス「ニコリス六本木店」で、初めて提供が始まったと言われています。
ニコラス六本木店は、現在も六本木1丁目駅から徒歩2、3分という場所にある毛根機のピザの老舗店として営業されています。
創業当時から変わらぬ味のピザが提供されており、当時からフレッシュゴーダチーズを使用したアメリカンスタイルのピザが提供されているのです。
70年前というとオーブンやトースターなどがまだ家庭に普及されておらず、ピザは非常に珍しく貴重なお店だったので当時注目を集めていました。
■宅配ピザを始めたのはどこのお店?
ちなみに、日本でピザというと宅配ピザのイメージも強いのではないでしょうか。
宅配ピザのお店はいくつかのフランチャイズチェーン店がありますが、日本で初めてピザが宅配されるようになったお店が、今も大手として活躍されているアメリカの宅配ピザ店・ドミノピザです。
1985年9月30日から東京都渋谷区恵比寿にてピザの宅配が開始されましたのでおよそ40年近く前の話です。
その2年後にはピザーラが宅配ピザを展開するようになり、宅配ピザが全国的に普及されるようになっていきます。
■ピザが日本にやってきたのは戦争中!?
これまでの解説で、ピザがやってきたのは1954年頃の話だと思われている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実は第二次世界大戦中に神戸にやってきたイタリア海軍がピザを国内に広めたと言われています。
海軍は滞在期間中に、限定でピザを販売したという経緯があったことから、日本ではすでに神戸に上陸していたということになるでしょう。
■まとめ
今や日本でも人気の高いピザですが、おしゃれな見た目のイメージから想像しがたいものではあるものの、意外にも歴史の深い料理だということを知っていただけたのではないでしょうか。
もし機会があれば、六本木にあるニコラス現在も営業中ですので、元祖ピザの味を味わいたいという方はぜひ訪れてみてはいかがですか。
令和2年度第3次補正 事業再構築補助金により作成