MENU
ブログ
皆さんは普段、どのようなピザを食べていますか。
パンのような厚みのあるふわもちの生地が好きな方もいれば、薄くてサクサクしたクリスピー生地が好きな方もいるかもしれません。
では、ナポリピザはどんな生地なのでしょうか。
一度食べるとやみつきになる方も続出のナポリピザの生地について解説していきます。
■ナポリピザと他の生地の違い
ピザの生地には大きく分けると3つほどの系統があります。
ピザ発祥の地とも言われるナポリの生地、薄く伸ばしてサクサクしたクリスピー生地が特徴のローマピザの生地、そしてパンのようなふわもちのアメリカンピザの生地です。
ナポリピザの生地は、表面はパリッとして、内部はモチモチです。
なぜ、このような食感に仕上がるのでしょうか。
■伝統的なナポリピザの生地
ナポリピザと名乗るためには、伝統的な生地のルールを守らなくてはなりません。
生地に入れるものが決められていて、小麦粉、水、酵母、塩だけで作らなくてはなりません。
オリーブオイルを加えるなど、余計なものは一切使わずに作ります。
しかも、麺棒や機械などを使うのはタブーで、手でこねて手で伸ばす手作りのものしかナポリピザを名乗ることができません。
酵母を入れてじっくり発酵させるので、パンのようなもっちりした生地になります。
■アメリカンピザとの違い
アメリカンピザは、パンみたいに厚手の生地で、モチモチなのが特徴です。
ナポリピザも発酵させて膨らませており、モチモチなのですが、表面がパリッとするのはなぜでしょうか。
これは焼き方にも違いがあるからです。
アメリカンピザは、一般的にオーブンで焼き上げます。
これに対して、ナポリピザはピザ窯で400℃から500℃という高温で一気に焼き上げます。
オーブンでは、こんな高温は出せないため、焼き方には大きな違いがあるのです。
高音で1~2分ほどで熱々に焼き上がるので、表面がパリッ、内部は発酵させているのでモチモチになるのです。
ちなみに、伝統的なナポリピザと名乗るためには、ピザ窯の燃料や仕上げ方もルールを守らなくてはなりません。
そのため、日本でナポリピザを提供しているお店では、わざわざイタリアから専用のピザ窯を輸入して焼いているお店も多いです。
■まとめ
ナポリピザは小麦粉、水、酵母、塩のみで手でこねて伸ばして作られます。
しっかり発酵させたうえで、ピザ窯で高温短時間で焼くので、表面がパリッ、内部がモチモチに仕上がります。
令和2年度第3次補正 事業再構築補助金により作成