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宅配ピザを頼んだ時やピザを持ち帰った時の箱の扱いに困った経験はありませんか。
宅配ピザの箱は段ボールのような素材でできているので、資源ごみか可燃ごみか迷われることも多いでしょう。
今回は、ピザの段ボールの捨て方について説明していきます。
■段ボールはどのように処分をする?
段ボールの原料は紙と木材で作られていることから、リサイクルが可能なものです。
そのため、段ボールを捨てる時、可燃ごみか資材ごみかどちらかというと、基本的には資材ごみで捨てるのが理想的な形であると言えるでしょう。
自治体によって段ボールの処分方法についての考え方は異なりますが、基本的に段ボールは資源ごみで処分を推奨されている自治体が多いでしょう。
■ピザの段ボールは資源ごみはNG
段ボールが資源ごみであれば、ピザの箱に使われている段ボールも自動的に資源ごみと考えるのは間違いです。
ピザの段ボールは、ピザを入れた時の油が箱に染み付いてしまっていますので、リサイクルすることができないのです。
古紙をリサイクルする際に油や汚れなどのような余計なものが混ざっていると、再生紙のクオリティが大幅に下がってしまいます。
ニオイが気になることもあるでしょう。
そのため、ピザで使用した段ボールは可燃ごみとして捨てるのが正解です。
■かさばるピザの段ボールはどのように処分すると良い?
可燃ごみに捨てるといっても、そのまま可燃ごみ用のポリ袋に入れてもかさばってうまく捨てることができません。
厚みもありますし、ごみの回収日まではこのまま置いておくのは大変です。
破って捨てるにしても、固いのでうまくちぎることや小さくするのも難しいでしょう。
ではどのようにしたら良いのでしょうか。
まずはキッチンのシンクに水を張りましょう。
その中にピザの箱を入れてください。
段ボールの内側に水がよく浸かるように入れていくと、だんだんと水分を吸って柔らかくなります。
後はクルクルと巻くことや丸めて小さくすることで、簡単に大きな段ボールを小さくすることができるでしょう。
これなら袋に入れてゴミ箱に捨てても邪魔になることはありません。
シンクに水を張らなくても、しばらく流水にピザの段ボールの内側を付けていくとだんだんと柔らかくなるので、その方法でもかまいません。
反対に、ピザの段ボールの外側は、雨の日に箱が濡れても大丈夫なように撥水加工が施されているので、内側を濡らす、水に浸けるのがコツです。
■まとめ
ピザの段ボールは、油や汚れ、ニオイが付いているので資源ごみとして処分することはできません。
段ボールを濡らして小さく丸めてまとめることで、かさばることなく簡単に処分することができます。
令和2年度第3次補正 事業再構築補助金により作成