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「ピザは生地を食べるもの」!生地からこだわったピザの奥深さ

生地へのこだわりがピザの美味しさの全てを決める

「ピザは生地が命」という言葉があるように、トッピングの具材やチーズが主役に見えても、その土台となる生地へのこだわりこそが、ピザの真の美味しさを決定づけます。職人の技術、素材選び、そして時間という要素が組み合わさることで、食べる人に感動を与えるピザが生まれるのです。

ピザ生地の風味を豊かにする「時間」の魔法

最高のピザ生地は、単に材料を混ぜて作るだけでは生まれません。美味しさの鍵を握るのは、生地をじっくりと熟成させる「時間」です。

低温長時間発酵がもたらす深い香り

多くの本格的なピザでは、生地を低温で長時間かけてゆっくりと発酵・熟成させます。

風味豊かなアロマの生成

低温でじっくりと発酵させることで、イースト菌が時間をかけて活動し、小麦本来の旨味成分や、焼いた時に香る芳醇なアロマが豊富に生成されます。この熟成こそが、生地に深みのある味わいと独特の軽快さを与えます。

モチモチ食感を生むグルテンの形成

長時間発酵は、生地の弾力(グルテン)を強くしすぎることなく、しっとりとした状態に保ちます。この絶妙なバランスが、高温で焼き上げた際に外はサクッと、中はふっくらモチモチとした理想的な食感を生み出します。

あなたの好みはどれ?ピザ生地の種類と特徴

生地へのこだわりは、ピザのスタイルによって異なります。ここでは、代表的なピザ生地とその特徴を紹介します。

3大ピザ生地の食感の違い

ピザのタイプによって、使用される小麦粉や製法が異なり、食感も大きく変化します。

1.ナポリ風生地(モチモチ系)
  • 特徴: イタリア・ナポリ発祥。小麦粉、水、酵母、塩のシンプルな材料で作られ、手伸ばしで成形されます。縁のふっくらとした部分(コルニチョーネ)が特徴で、高温の薪窯で一気に焼き上げることで、外は香ばしく、中は驚くほどモチモチとした食感になります。
2.ローマ風・クリスピー生地(パリパリ系)
  • 特徴: イタリア・ローマ発祥。ナポリ風より薄く伸ばされ、オリーブオイルを配合することも多いため、焼き上がりが非常に薄く、サクサク、パリパリとした軽い食感が楽しめます。おつまみ感覚で食べやすく、トッピングの味をストレートに楽しめます。
3.アメリカン・パン生地(ボリューム系)
  • 特徴: 厚みがあり、ふっくらとしたパンのようなボリューム感が特徴です。生地自体にほのかな甘みやコクがあり、たっぷりのチーズや具材を受け止められる食べ応えがあります。日本の宅配ピザで一般的な生地タイプです。

最高の生地を味わうためのピザの選び方

ピザを選ぶ際、生地のこだわりを感じるためのポイントを知っておきましょう。

焼き方と具材のシンプルさに注目する

生地の美味しさを最大限に楽しむためには、焼き方やメニュー構成に注目しましょう。

薪窯焼きの有無を確認する

薪窯焼きは、生地本来の風味と食感を引き出す理想的な焼き方です。メニューに「薪窯焼き」「石窯焼き」といった記載があるかを確認することは、生地へのこだわりを知る大きな手がかりになります。

シンプルなトッピングを選ぶ

生地の持ち味を最も堪能できるのは、マルゲリータマリナーラといったシンプルなメニューです。トッピングが少ないほど、熟成された生地の香りや、焼き上がりの食感に集中して味わうことができます。

2025.10.18
カテゴリー:ピザのお話し

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